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Archipelago

BROMPTONの試乗。

IMG_1559現代のランドナーとも言われているBROMPTON。実家で見てからというもの、もう乗ってみたくて・・
コンパクトだし、鞄を自転車に装着して、そのままコロコロと移動できるというギミックにもうメロメロ。折りたたみ自転車は数あれど、このホイールサイズでここまでコンパクトになるというのは、このブロンプトンが恐らく一番でしょう。

さて、肝心の乗り心地はというと・・



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今回は2台の違うタイプのブロンプトンを所有している、兄のほうから色々とレクチャーを受けてそれぞれのハンドルバーが違うことのメリットや、変速機の違いなどを体験してみました。

ブロンプトンは大きく分けて、ハンドルバーがMの形をしたMタイプと、ストレートバーが主に売れているらしいのですが、このハンドルバーの違いが乗り味に大きく影響してくるということで、早速乗ってみると確かに全然乗り味が違う。ポジションの違いだけで、こんなに自転車のコンセプトが変わるのかと思い知らされました。個人的にはゆったりとしたポジションのM型ハンドルが好みかな。
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フレームやブレーキも全く遊びが感じられないほど、かっちりとした乗り味。ミニベロにかぎらず自転車が好きな人は、色々とドレスアップや軽量化、精度の向上などでパーツを変えてゆくのですが、ブロンプトンに関しては殆ど吊るしの状態で長く付き合えそうな感じです。
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収納した状態も見せてもらいました。タイヤなどがはみ出ること無く、きっちりと正方形に収まるスタイルがブロンプトンの真骨頂。ブロンプトンカンパニーは長く乗ってもらいたいがために、フレームをスチールのみに拘る姿勢や安易な軽量化をしないというポリシーがあるという。レジャーの自転車では無く、実用でちゃんと使える小径車を目指しているそうで、そのこだわり故に重量は11Kg弱は有るけど剛性感や走らせた際の精度を実際に体験してみると、この重量は必然なんだと納得。

折りたたんだ後の重さは、ホイールローラーがサポートしてくれるので移動も楽そうで、細々と人の動線を意識した工夫や設計によく考えられてるなあと感心します。手頃な折りたたみ自転車は多く有るけど、この自転車はメンテしっかりすると数万キロは余裕で使えるんじゃないかと思う。長持ちしそうなので、いづれ一人暮らしをする息子に持って行かせてもいいかもね。
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輪行袋に入れると、益々小さく感じます。
今は、中々これで長期の旅行は難しいかもしれないけれど、旅の匂いが強く感じるこの自転車に凄くロマンを感じちゃう。これを旅に持って行って京都や東京など、広すぎて回れなかった町並みをのんびりブラブラとする楽しさを考えると、遊びが無限大に広がります。

久し振りに、強く「欲しい」と思える道具に巡り会えました。

まだまだブロンプトンの話は続きますよ。


by Ryukyuarchipelago | 2014-02-15 13:53
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