Archipelago | |||||
物欲が刺激されるSUPの世界ではあるけれども、特にチェックしていたのは最近出場した際に見かけたレース用のパドルボード。以前から気になる存在でしたが、この日は幸運にも所有者の方々から快く試乗できる機会を頂き、あれこれ見て漕いでみてとプチ試乗会。 その際に試乗したレースボードは、Wave用のSUPとは異なる素晴らしい漕ぎ味に魅了されたのも多数あって、板沼に入るには十分な世界が広がっていることを改めて感じた。マテリアルもカーボンからエポキシ、そしてインフレータブル(空気を入れるタイプ)とレースボードでも様々なバリエーションに目移りしまくった今回の大会でした。 っていうか、大会の中でこの試乗会が一番楽しかったりしてw。 まず最初は、今一番SUP業界の中で勢いがあると思っているStarboard。その中でもインフレータブルのモデルは、世界的にも大人気だそう。 このボードはその最新型でStarboard Inflatable ASTRO 12'6"26" RACEというモデルなのですが、この大きさで空気圧は従来の10psiから大幅に改善されなんと18psi!!!入るそうで、ここまで空気が入るともうカチカチ。とてもインフレータブルとは思えない剛性に感動してしまいました。 でも心残りなのは、これだけ試乗できなかったのが残念。。。今後試乗できるタイミングがあれば、是非試乗してみたいと思っています。同じASTOROシリーズでツーリングモデルもあるのですが、このボードは本体の幅が狭く、いかにもスピードが出そうな印象を受けます。 続いてはあまり見たことが無いブランド、「FORCUS」というインポートブランドのSUP。これはカーボンで外側は巻かれており、軽くて強度も凄くありそうな感じ。値段は恐らくかなりするんだろうな〜と思いながら、試乗することが出来ました。 まず、一発目の漕ぎが軽い!!軽さが後押ししてなおかつ、このボードは重心が低く出来ているので安定性も高い。 あれよあれよと、スピードも出てこれちょっと良すぎるなあ。最初にこんな良いのを乗ると普及モデルが見れなくなっちゃう。 これ欲しいなあ・・・安定性も高いし、スピードも出るので、島もその気になれば数キロ先の島なんて全然渡れそう。 続いては「SAWARUNA SUP」という国内ブランドのボード。このボードは長さがちょっと短めの12'0"。ボードの外側が柔らかい素材で出来ており、ぶつけても割れたりしなさそう。基本はエポキシで出来ておりスピードは全然出るし、一漕ぎ目の安定感も魅力的なボードでした。 刺激的なのは、このパッケージで12万円台というお値段。重量は多少あるのですが、この大きさなら平均的だと思うし重量があることで、風の影響が軽いレースボードより受けにくい印象でしたね。 続いては、KAZUMA SUPというハワイで作られているカスタムボード。見て分かるぐらいカーボンをふんだんに使った、非常に贅沢に作られているこのボード。細く、水を切る事を重視したこのボードはは漕ぎ続けないとバランスを崩しやすい反面、スピードはピカイチ。正しく水を切るように進んでゆくのはかなり快感でした。値段もびっくりプライスですが。。 最後は、自分が本命で購入を検討しているKAZUMAのMILKMANというモデル。 お店の方のボードですが、長さは8'4"でサーフボードのようなルックスで動きもかなり良さそう。 実際に乗ってみると、ショートボードってこんなに難しかったっけ!と思うぐらいフラフラ。いかに自分のボードが浮力があるかを実感しました。でも、このぐらいの長さが慣れてくるとかなり楽しいだろうなあと、このボードを基準に色々と考えてしまいました。 ボードでは無いのですが、このパドルも気になる。皆さん、KIALOAを浸かっている人が多かったな〜。このパドルもいつかは、と思う素晴らしい軽さでした。 悩む、悩むよお父さんは。あ〜ホント悩ましいっ!!
by Ryukyuarchipelago
| 2013-05-26 12:48
| Stand Up Paddle
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