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Archipelago

ポートランドにみる環境先進都市のつくりかたとつかいかた。

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最近、都市計画関連の本を面白がって読んでいるが環境と都市つながりで検索すると、ポートランドが名前に挙がる書籍が多い。
その中で気になった一冊の本、「GREEN Neighborhood 米国ポートランドにみる環境先進都市のつくりかとつかいかた」
を購入。掲載されている古めかしい建物と、新しい町並みが共存している都市の景観に強い興味を抱いてしまった。

著者がポートランドの魅力について特徴付けているものは

・マーケティングの暴走があまり見られない事
・身の丈にあったモノ、店、消費、暮らしを選択していること
・新規の開発や新製品、つまりモノの消費・取得に対する喜びよりも、生活をいかに楽しむかというコトに強い関心があるということ
・良心的でバランスのとれた大衆向けの論調よりも、刺激の有る革新的姿勢を歓迎するということ
・さほど情報に振る舞わされずに自覚的な暮らしをしているせいか、物事の本質に迫る創造的思考能力が高いこと


魅力的な都市機能の在り方だが、それを達成するためには容易ではない。もし、自らの自治体にこの特徴を当てはめてみるとどれだけ面白い街ができるのだろうと、ちょっとした夢を抱いてしまうなあ。

特に本を読み進めて興味深かったのは、オレゴン州法には「都市成長境界線:Urban Growth Boundary(UGB)」という土地利用計画法で、開発行為が認められる場所とそうではない場所とで法律で境界を示している。その結果、都市としての機能を効率よく営む事が出来るという。沖縄にもそんな気の利いた条例を作って、リゾート開発中心の観光立県から環境共生立県を目指してほしいと願うのは、ビューロー辺りからは爪弾きにされそうな戯言か。

多くのモノや道具を所有してゆくことは、以前のように自分自身への満足には繋がらない。ポートランドのような生活理念を組み込みながら、日々の中で生活美学を研ぎ澄ましてゆけるよう精進出来たらいいな。

でもね、僕の場合はカヤックもあるしSUPもあるしでコンパクト人間とは程遠い代表みたいなものですし、
良い物だけを使ってゆくという姿勢は意外とカネがかかるのも現実でして・・・その辺りが難しいね。

まっ、使えるものは修理しても長く使おうという姿勢が有れば、少なくとも消費文化とは距離を置けるかなという想いで本日iPhone5のバッテリーを新品に交換。これで長く使えるようになり、満足満足。
その他色々と、身の回りのロングライフデザインを思案する日々でございます。

by Ryukyuarchipelago | 2014-09-05 13:23 | Okinawantopix
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