Archipelago

四角大輔;自由で在り続けるために20代で捨てるべき50のこと

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四角大輔という方は、枻出版のフリーペーパー:フィールドライフの紙面やアウトドア雑誌で度々お目にかかる方の一人だ。
写真で見る限りでの氏は、どちらかと言えば作られたような絵作りを編集者から依頼されているのか、表情に妙な違和感を感じる
というのが第一印象。冒頭から誤解するような言い回しをしてしまったが、後にその印象はこの本の中で記載されている言葉で
納得してしまう。基本とてもシャイな方らしく、人前に立つことがとても苦手だそうでそれならそんな表情も納得、失礼をいたしました。

そんな印象を持った四角氏の、「20代で捨てるべき50のこと」という一冊の本。四角氏の本を手に取ろうと思ったのは、最近良く
読んでいる本田直之氏の友人であり、NZと日本のデュアルライフを実践しているといる一人。その氏が、現在の生活に
至るまでにどのような道程が有ったのかを興味深く本を読ませてもらった。

四角氏は本田氏と同様、徹底した合理主義的な思想を日常生活へ組み込む一人だ。そのストイックなまでに
目指すものとは、将来NZで自然と向き合う生活を営むこと。その目標を達成するまでのライフスタイルを絡めながら、
50のタスクを20代までに行うべきこととして提案している。

僕が感心するのは、デュアルライフを提案している方々が共通の思想の一つとして挙げていることは、お金への価値観だ。
四角氏は、小銭入れを持たない事や衝動買いをしないなど、本当に必要な物を吟味する考え方の重要性を説いている。
今受け取っている給与の半分の生活をしてみるなど、実際にデュアルライフを実現するための提案に多くの事を学ぶ一冊だった。

ただ、基本この方々はがむしゃらに仕事をしてきた時の蓄えや、ベーシックインカムが生活の一部分になっている事が
想像がつくので、文脈から見ても多少なりとも生活の余裕は有るのだろうと感じる。凄いのは、その仕組を自らで作り上げたことが
個人としての力量を否応無しに感じてしまうし、血の滲むような努力無しには現在の生活は無いだろう。
幸福度の尺度やこれからの働き方など、今のライフスタイルに疑問を持たれている方々へ四角氏の提案は勇気づけるものとして、広く読み手に受け入れられるのではと思う。

退職金制度なんてボクらの時代にはよくわからないし、セルフブランディングを高めるにはいくつになっても努力なし
には語れないと、つくづくこの方たちの書籍を読んで痛感致します。

by Ryukyuarchipelago | 2014-09-15 22:37 | 独り言
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